【マニアックシリーズ】当店のズバ抜けたサウナへのこだわりについて②

マニアックシリーズ、前回はサウナの「熱」についての記事を書きました。
今回は、サウナにおいて非常に重要な「湿度・蒸気」について書かせていただきます!

蒸気の種類について


そもそも水蒸気とは、水が蒸発して気体になったものです!
1気圧のもとでは水は100℃で蒸発し、水蒸気になります。
この時に発生した100℃の水蒸気は「飽和水蒸気」と言い、ロウリュした時に発生する水蒸気は主にこの「飽和水蒸気」と呼ばれるものです!
飽和水蒸気をさらに加熱し、水の沸点を超える101℃以上になった水蒸気を「過熱水蒸気」と言います!

この辺で頭がこんがらがってきますよね…笑
気にせず続けます笑

この過熱水蒸気を発生させることができる唯一のギアが、当店でも導入しているmadsaunistが開発した「スチームジェネレーター ウロボロス」です。
これが、名前の通りヤバいんです。笑
ストーブの熱で水を沸騰させ飽和水蒸気にし、その飽和水蒸気を煙突の熱でさらに加熱し、過熱水蒸気にしてサウナ室内に放出します。
過熱水蒸気を出すためのサウナギアは、madsaunistが出しているスチームジェネレーターしかないんじゃないかな?

過熱水蒸気の3つの特徴


過熱水蒸気の特徴は、以下の3つです!
・蒸気が充満していても、飽和水蒸気と比べて湿り気が少ない(乾き度が高い)ため、ジメッとした嫌な感じがありません。(後ほど詳しく説明します)
・飽和水蒸気よりも粒子が小さく、1粒1粒から輻射熱を発生させるので体感温度が高くなります。
・過熱水蒸気は保有する熱量が飽和水蒸気に比べて非常に大きいため、体の表面に付着して水になる際に大きな潜熱を体へ伝え、体感温度がさらに上がります。
(凝縮熱伝達)

まとめると、過熱水蒸気が充満しているサウナ室は、「湿度が高いがジメッとした嫌な感じがなく、体感温度が非常に高く体の芯から温まる」状態のサウナです!
一発でとんでもないあまみが出て、気絶するほどととのいます、これマジです。

一般的な気持ちいい湿度帯ではない?

画像引用元:サンバーニング株式会社


サウナは、温度に対する気持ちの良い湿度帯が決まっています!
当店のサウナはというと、温度100℃に対して湿度が70〜80%ほどです。
一般的なサウナの指標では、「快感ゾーンに無い状態じゃん!」となります笑

湿度が高すぎると、ジメジメした不快感が生まれてしまうのですが、過熱水蒸気が充満していれば不快感はありません。
実は蒸気にもベタベタの湿り状態から、カラカラの乾き状態まで色々あり、その度合いを“乾き度”または“湿り度”で表現します。
過熱水蒸気は、飽和水蒸気よりも乾き度が高いため、カラッとした蒸気です。
そのため、過熱水蒸気が充満している状態でもジメジメせずに気持ちの良いサウナ空間になります!
また、湿度が高い方が深部体温は上がりやすいので、体の芯からめちゃくちゃ温まるサウナとなっています。

以上のことから、当店はテントサウナのみですが冬でも激アツサウナを楽しめるので、冬の川でも飛び込めちゃいます!笑
これもマジです。笑

今回は、湿度や蒸気についての記事を書きました!
個人的にいろんな記事や文献を読んでの見解なので、多少間違いがあるかもしれないのでご参考程度に!

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